香川県の最低賃金が23円引き上げられ1時間当たり742円に改定される。発効は10月1日。県内で働くほぼすべての人に適用される。
今年度は中央審議会が、香川県を含むCランクの目安額22円(全国平均24円)など、時給額での答申となって以来では最も高い水準の目安額を示した。
それを受けて香川地方最低賃金審議会では、目安額以下を主張する使用者側に対し、最低賃金の意義と香川の経済実態等から目安以上の引き上げを求める労働者側の意見が対立し、公益者側が提示した23円の改定額での採決となり、公労側賛成・使側反対で4年ぶりに全会一致とならず可決した。
その後異議申し立ての審議等を経て10月1日発効が決まったことを受け、連合香川は9月30日(金)に県内7ヶ所の駅頭等において、最低賃金改定の周知行動を行う予定である。