第91回メーデーをアピール街宣しました

 
 

 第91回メーデーを4月29日(水)に1会場(小豆地区)、5月1日(金)に4会場で開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、連合香川や平和労組会議などで構成するメーデー実行委員会は開催を中止することを決定しました。
 しかし、今年はメーデー100年の節目であることからメーデー実行委員会では「働く者の連帯を互いに確認し合い、働く者の声の重要性を広く社会に訴える機会」であることから5月1日(金)に「高松・中讃地区」「東讃地区」「西讃地区」「小豆地区」の県下全域を街宣車でアピール街宣を行いました。

メーデー中止にあたって

 現下のコロナウィルスの感染状況、政府や県をはじめとする自治体の動向も踏まえて、「密集」「密接」という感染対策上から、今年の中央・各地区でのメーデー集会については中止を決定しました。
 メーデーの始まりは1886年の51日、アメリカのシカゴで、11214時間という長時間労働の改善を求めて労働者がゼネラルストライキを起こし、8時間労働の実現を要求したことに起因します。日本では192052日に第1回メーデーが東京・上野公園で開催され、第二次世界大戦中は政府により開催が禁止されましたが、戦後、労働組合の活動再開とともに再び開かれるようになり、日本の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、民主主義の発展、恒久平和の希求に深く貢献し、その役割を果たし今年で100年を迎えます。
 香川においては昨年428日、連合香川結成30周年を前に、第90回メーデーを「ワークフェスティバル」として「つなぐ社会、つながる香川」をキャッチコピーに県下統一として開催し、多くの組合員とご家族に参加を頂きました。
 まさに現在のコロナウィルス感染の状況において、経済や生活、そして健康と命に深刻な影響を与える中では社会や地域とのつながりが重要となっています。
 この厳しい状況の中、経済や雇用、生活の安定と安心の確保にむけ、働く仲間の力を結集することが重要です。団結して頑張っていこうではありませんか!
 最後に、皆様方においても「三密」の徹底をはじめ、コロナウィルス対策を要請します。

 

メーデー実行委員会 委員長 森 信夫