2020新春旗開き・結成30周年レセプションを開催しました

 

 

 連合香川2020年活動のスタートにあたりまして、下記のとおり2020連合香川新春旗開きを開催しました。あわせて、連合香川結成30周年記念レセプションも開催しました。

開催日時  2020年1月8日(水)18:00~
開催場所  JRホテルクレメント高松
参加者  香川県知事、香川労働局、経営者団体、協力政党、国会議員、協力首長、構成組織など390名

 

結成30周年「私たちが未来を変える~安心社会に向けて~」 

 あけましておめでとうございます。

 2020年が連合香川に結集する皆様とご家族、そして友誼団体の皆様にとって安らかな年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 さて、連合香川が1990年3月に結成して今年で30年を迎えることとなりましたので、今年の新春旗開きは30周年記念レセプションと併せて開催させていただきました。この間の運動に奮闘し、支えていただいた諸先輩方にも参加をいただいております。

 昨年は、国際的には韓国との徴用工問題、ベネズエラへの米国の介入、米中の貿易摩擦、香港での民主化闘争などまだまだ緊張は解けない状況もあります。
 国内においては、昨年に引き続き、厚労省の毎月勤労統計調査等での不適切調査など国会は安倍首相と官僚が癒着し、忖度する中で、本質が議論されないままに、外国人労働者の受け入れ拡大など様々な重要法案が強権的に成立する動き、桜を見る会での私物化、9条改憲への執着など相変わらずの状況が続いています。

 また、夏の参院選後に安倍総裁は内閣を改造しましたが、経産大臣、法務大臣が相次いで辞任、文科大臣の身の丈発言など末期的ともいえる状況ですが、政権支持率は高止まりとなっています。対する野党の動きでは、衆参両院での共同会派がようやくスタートし、立憲民主党からの合流提案の議論も進んでおり、さらなる心合わせ、力合わせが重要です。
 昨年は亥年の選挙の年で春の統一自治体選挙、夏の参院選挙と多くのご支援とご協力を頂きましたことにもお礼を申し上げます。
 10月には大型台風による風水害被害が大規模化・広域化しており、いつ、どこで、何の災害が起こっても不思議でない状況でもあり、防災・減災の取り組みも急務となっています。

 こうした中、連合香川2020年の運動と今後について一言。
 連合本部は結成30年の節目に「連合ビジョン『働くことを軸とする安心社会』-まもる・つなぐ・創り出す―」を策定しました。これは「働くことを軸とする安心社会」をさらに深化させ、連合が先頭に立って日本の将来の道を切り拓くという決意でもあります。そして、連合運動強化特別委員会報告をもとにして、毎年の運動をより強く、より広くしようと踏み出しています。
 私たち連合香川も「認められ、信頼され、頼られる」存在として、地域にしっかり根付いた、地域とつながる運動を展開する必要があります。

 そして、30年を迎えた連合香川の運動は諸先輩方の努力の賜物であり、関係団体の皆さん方のご理解とご協力によるものでもあります。今後も地域労働運動の先頭に立ち、「働き方改革」をはじめ様々な課題の改善にむけて、さらに奮闘していく決意を申し上げます。

 むすびになりますが、今年は子年です。「子」は「ふえる」の意味で、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表していると言われています。2020年が新しい運動のスタートとなるべく私たちも奮闘しなければなりません。

 本日ご参加の皆さんはじめ、各組織・各団体のご発展を心からお祈り申し上げ、年頭と30周年記念のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いします。

 

連合香川 会長 森 信夫