組織拡大研修会を開催しました

 

 連合香川組織委員会は7月18日(水)18:00より、組織拡大研修会を四国ろうきん番町ビル・3Fで開催し、各構成組織の担当者など30名が参加した。冒頭、森会長は、「仲間作りは、時間も必要で一足飛びとは行かないが、今日は先進的な取り組みを実践する組織に学び、今後の活動に活かして欲しい」と挨拶がありました。
 この日の講師は、関西で82店舗のスーパーマーケットを展開するイズミヤ労働組合の岸本中央執行委員長と川辺中央執行副委員長。昨年の大会で特定社員(60歳以上)やパートナー社員(週20時間以下)の組合加入に向けた取り組みを決定し2,123名が加入したことに触れ、「労働組合が従業員代表になるためには、8割を超えるパートの人たちの組織化は必然」としながらも、それに至までには、執行部での意思統一、組合員や会社の協力、組織運営の在り方などを工夫してきたことを披露しました。直接従業員と接し、組合加入を呼び掛けてきた川辺副委員長は、「最初は予想を遙かに上回る難しさに直面した」としながらも、「加入を呼び掛けるスタイルから、不満や悩みを聞くことを優先し、そのことに対して組合がどう関われるかを話していくうちに、少しずつ理解され加入者が増えていった」と話し、「どのように寄り添っていけるかを考えるのが重要」と力強く語ってくれました。