東地協は12月15日にホテルマリンパレスさぬきで人権学習会を開催し、38名（うちZOOM参加５名）が参加しました。
　今年は部落解放同盟香川県連合会の岡本書記長を講師にお招きし、ネット上の人権侵害の現状と課題について講演いただきました。
　匿名性が高いインターネット上には無責任で悪質な情報が多く、「削除の効果は限定的で、裁判はハードルが高く、仮に勝訴となっても罰則も軽く、多くの被害者が泣き寝入りしている」との現状を報告。解決に向けては、「一人ひとりの人権感覚の高揚」や「他国に比べて圧倒的に置き去りにされている人権救済の法整備や制度の構築」などが必要と語られました。