2019連合香川新春旗開きを開催しました

  

 連合香川2019年活動のスタートにあたりまして、下記のとおり2019連合香川新春旗開きを開催しました。

開催日時  2019年1月9日(水)18:00~
開催場所  高松国際ホテル
参加者  香川県知事、香川労働局、経営者団体、協力政党、国会議員、協力首長、構成組織など232名

「働くことを軸とする安心社会2019」 
  つなぐ社会・つながる香川 ~今こそブレイクスルー~

 あけましておめでとうございます。
 
 2019年が連合香川に結集する皆様とご家族、そして友誼団体の皆様にとって素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 さて、2017年11月に連合香川の新体制がスタートし、皆様方のご理解とご支援により2年目を迎えることができました。本当にありがとうございました。

 昨年は、9月にトランプ米国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の会談が実現するなど平和に向かった一歩が進みましたが、核問題は未だ解決せず、韓国は徴用工問題で2015年日韓合意に基づく「和解・癒し財産」の事業廃止などまだまだ緊張は溶けない状況もあります。
 国内においては、森友・加計問題、防衛省日報隠し、厚労省の裁量労働制のデータ問題など国会は安倍首相と官僚が癒着し、忖度する中で、本質が議論されないままに様々な重要法案が強権的に成立する動きは相変わらず続いています。また、3選を果たした安倍総裁は昨年10月に内閣を改造しましたが、柴山文科相、桜田五輪相、片山地方創生相、水田衆院議員等々の言動はもはや早くも末期的ともいえる状況です。
 一方、野党の共闘・連携の状況も今一つの状況でもあり、中央・地方での努力が必要ですが、香川での参院選選挙区候補もまだ発表できる状況には至っていませんが、早急に決定し、比例代表候補と合わせて、しっかり闘い抜く決意ですので、ご参集の皆様のご奮闘をお願いします。
 また、昨年は西日本集中豪雨や大阪・北海道での大地震などが発生し、いつ、どこで何が起こっても不思議でない状況でもあり、防災・減災の取り組みも急務となっています。

 こうした中、連合香川2019年の運動について一言。
 この間、春季生活闘争において「底上げ」「底支え」、更に、「大手追従・大手準拠」ではない闘争を継続し、貧困の連鎖の社会的課題を改善するため、「クラシノソコアゲ応援団」として、組合員はもとより市民と結びつくキャンペーンなどを取り組んできました。
 しかし、中小組合や非正規の格差はまだまだ縮まっておらず、連合本部も2019春季生活闘争をスタートに、「働きの価値に見合った賃金水準にこだわる」としています。連合香川としてもしっかり議論し、すべての働く者の生活を意識した取り組みを「働き方改革」と合わせて取り組みます。
 特に、四月スタートの働き方改革関連法に基づく労働諸条件の確保、連合本部が全国キャンペーンとする「Action!36」(3月6日は36の日)に全国の仲間とともに取り組みます。

 むすびになりますが、今年は亥年です。昨年の戌年は「守りの年」、亥は「とざす」と言われ、「草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表している」と言われています。
 しかし、今年は12年に1回の統一自治体選と参院選が重なる年であり、しっかり動き、しっかり推薦候補者全員の勝利を勝ち取らなければなりません。また4月28日には連合香川結成30周年を前に「ワークフェスティバル」を計画し、組合員と家族、市民の皆様との交流を図るイベントを開催します。
 そして、この間の連合香川が築き上げてきた運動を守り、発展させていくため、更に団結を強化し、社会的価値や責任を積極的に社会に発信し、運動を展開し、「つなぐ社会 つながる香川」の構築に向け、今こそ「ブレイクスルー(行き詰まりの状態を打開)」しましょう!
 

 本日ご参加の皆さんはじめ、各組織・各団体のご発展を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いします。

連合香川 会長 森 信夫