連合香川第24回定期大会

連合香川第24回定期大会
全員で一致団結して運動を進めることを確認

連合香川第24回定期大会を11月9日(水)13:00よりオークラホテル高松で開催し、役員・代議員など161名が参加した。

冒頭、進藤会長は「労働組合は、自らの組織・組合員を守ることは当然だが、さらに組織力の強化、組織拡大を前進させ、社会への発言力を強化しなければならない。連合香川はめざすべき社会像として『働くことを軸とする安心社会』に取り組み、ローカルセンターとしての役割を発揮するため、全員一丸となった運動を進めていかなければならないことを改めて確認し合いたい」と挨拶した。

議事は、JAM・朝國代議員、自動車総連・細谷代議員の2名が議長を務め進行され、鈴木事務局長、福家・西尾副事務局長が運動方針などを提起した。それに対し、4名の代議員から御礼・意見・要望などが出され施行部答弁の後に全体の拍手で承認した。

同ホテルでは定期大会に先立ち第20回組織内議員懇談会総会が開催され、選挙闘争や政策実現に向けた取り組みなどの運動方針などを確認した。

【代議員からの意見・要望など】

《山田代議員・かがわユニオン》
詫間港運不当労働行為の闘争について6月に和解を勝ちとった。皆さんの支援のおかげで5年間という長い闘争を戦い抜けたことについて感謝する。

<執行部答弁>
弁護士に頼らず自分たちの力で闘っている姿は頼もしく見えた。今後も連合運動に協力をお願いしたい。

《舟越代議員・自治労》
カズ・エクスプレス不当解雇について物品販売などの支援御礼申し上げる。労働委員会は年内に命令がある予定であり、地裁には解雇無効申立をしており25日までに地裁より和解案が示される予定である。

<執行部答弁>
裁判闘争含めて頑張ってほしい。

《赤松代議員・全労金》
労働者自主福祉運動を拡大しなければならない。連合としてもシンポジウムなど具体的な取り組みをお願いしたい。また、全労金としては非正規の処遇改善をすれば「底上げ・底支え」に繋がるとの考えで3年勤務後には無期雇用となる仕組みとベースアップなどを勝ち取ったと報告があった。

<執行部答弁>
連合として自主福祉運動は意識して取り組んでいく。非正規処遇改善について執行委員会で確認しながら組織化など含めて取り組んでいく。

《小野代議員・自治労》
善給労・善保労の不当労働行為について救済命令が出たが痛み分けであった。また、民進党を含めた野党共闘について連合が要になるように連合本部に提言をお願いする。

<執行部答弁>
善給労・善保労については引き続き構成組織で支援をお願いする。政治闘争について、連合本部は民進党が主軸となり他の野党との共闘する方針である。情勢などは各執行委員を通じて情報共有していきたい。