連合香川2018年活動のスタートにあたりまして、下記のとおり2018連合香川新春旗開きを開催しました。
開催日時 | 2018年1月10日(水)18:00~ |
開催場所 | 高松国際ホテル |
参加者 | 香川県知事、香川労働局、経営者団体、協力政党、国会議員、協力首長、構成組織など232名 |
あけましておめでとうございます。
2018年が連合香川に結集する皆様とご家族、そして友誼団体の皆様にとって素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げます。
さて、昨年11月8日の第25回定期大会におきまして、連合香川の運動の中核として頑張ってこられた、進藤会長、鈴木事務局長が勇退し、新たな体制がスタートしました。何分にも不慣れな新役員体制ですが、皆様の叱咤激励をいただければと思っています。
情勢を振り返りますと、世界各地でのテロ事件、韓国朴大統領逮捕、北朝鮮のミサイル発射実験・核実験に対する緊張、トランプ大統領の言動、海外でのテロ続発など平和が脅かされる状況でした。一方、国内においては、森友・加計問題はじめ国会での無責任発言、10月には大義なき解散総選挙で、野党分裂の中での安倍政権の圧勝となり、アベノミクスの成功と発言しています。しかし、地方においては雇用や生活に対する不安はまったく解消するどころか危険水域に入ってきたと思います。
こうした中、連合香川2018年の運動について一言。
春闘において「底上げ」「底支え」、更に、「大手追従・大手準拠」ではない3年目の春闘に挑戦し、また、雇用の劣化による不安定雇用・低賃金労働者の増加、世代・層を超えて格差・貧困を生み出している現状と、貧困が子どもの就学機会や奨学金返済に苦しむ若者をつくるなど、貧困の連鎖の社会的課題を改善するため、「クラシノソコアゲ応援団」として、組合員はもとより市民と結びつくキャンペーンなどを取り組みます。
神津連合会長の言葉を借りれば、「賃金を上がるんだという『常識』を日本全体に取り戻す、職場の労使の取り組みによって『働き方』を見直す」、このことをしっかり肝に銘じて、対峙していく春闘にしていかなければなりません。
混とんとする政治情勢においても香川の中でしっかりと野党が連携できることも重要です。
構成組織・組織内議員など多くの皆様のご協力をお願いします。
また、構成組織及び組合員をはじめ、同じ志を持つ労働者福祉事業団体や、関係団体の皆さんとも力を結集し、地域に根差した組織とすべての働く者の拠りどころとして運動を前進させ「働くことを軸とする安心社会」をめざします。
終わりに、今年は戌年です。昨年の酉年は「商売繁盛・収穫」と言われていますが、戌は「守りの年」と言われています。
この間の連合香川が築き上げてきた運動を、守り、発展させていくため、更に団結を強化し、社会的価値や責任を積極的に発信し、運動展開していく決意です。
そして、1月には三豊市議選、4月には綾川、まんのう、小豆島での町長選挙、町議選挙、さぬき・善通寺での市長選、8月には知事選と選挙も目白押しです。
本日ご参加の皆さんはじめ、各組織・各団体のご発展を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
連合香川 会長 森 信夫