2017春季生活闘争総決起行動を開催しました!

 

 連合香川や平和労組会議などは、3月8日(水)18:30より、高松市中央公園において、「2017春季生活闘争総決起集会」を開催しました。開催にあたって、連合香川執行役員が事前周知活動を17:30より琴電瓦町駅周辺でティッシュ配布しながら呼びかけ、県民や組合員1000名が高松市中央公園に集まりました。連合香川・榎原会長代行は、主催者挨拶のなかで「ベースアップ継続が必要であり、雇い止めなど様々な課題についても今春闘で勝ち取ろう」と挨拶しました。
 続いて、2名の組合員が自単組での春闘についての決意表明を述べた後は、参加者全員で高松市中央公園から高松三越までの約1.5㎞を「均等待遇を実現しよう」「賃上げで景気回復を実現しよう」などのシュプレヒコールしながらデモ行進を行いました。
 
 また、同日の同時刻より、連合香川西地協や各地区労が丸亀市民ひろばにおいて「2017春季生活闘争総決起集会(西地区集会)」を開催し、県民や組合員500名がみつめるなか、連合香川西地協・三好議長は「正規・非正規すべての働く者の賃上げ、労働時間短縮をはじめとする労働環境の底上げをはかることで人間らしい働き方を取り戻し、4月の丸亀市長・市議会議員選挙にあたり推薦する梶市長と4名の市議会議員選挙候補者全員の当選をめざそう」と挨拶がありました。

 

2017春季生活闘争について

 2017春季生活闘争は、「底上げ・底支え」「格差是正」を実現するために重要な闘いです。
 これまで、政府は「企業が活動しやすい政策」「大企業寄りの政策運営トリクルダウン型」施策を推し進めましたが、中小企業・地方・働く者・生活者には全くその恩恵の実感はありませんでした。その結果、「社会に大きな格差と低所得者や貧困の増加」「労働者の4割(2000万人)が非正規労働者」「年収200万円以下の低所得者」「生活保護受給者」など改善がされていません。
 これまでサプライサイドに偏った成長戦略や労働者保護ルールの改悪をはじめ「働く者を犠牲にした成長戦略」などの政府の施策や、それに便乗して企業活動をしてきたことにより招いた雇用の劣化による格差、貧困、生活不安を払拭し、働く人たちが納得いく「働き方」「働かせ方」の見直しをはじめ、社会全体が働くことに対するルールを守り、働く側に立った新たなルールを整備して「ディーセントワーク」や「ワーク・ライフ・バランス」など、生活者が安心して暮らせる「持続的で包摂的な社会」の実現が重要です。
 さらに、将来に向け、若い人たちが希望の持てる社会を、皆さんと一緒に作りたいと思いますので、全力で2017春季生活闘争を闘いましょう。

日本労働組合総連合会
香川県連合会
会長 進 藤 龍 男